当店では、「父・母の爪を切ってほしい」「爪の厚みをとってほしい」「親の爪が厚くて切れない」「爪が厚くて靴下が履けない」といった娘さん息子さんからのご依頼をいただくことがあります。
実際にご本人の爪をみると爪が全体的に厚くなってしまっています。
このように厚くなってしまった原因は「歩かなくなった」ことにあります。
わたしたちは爪の存在を日頃から意識することはありませんが、爪が地面からの力を受けてくれているおかげで歩くことができています。
しかしご高齢になってくると歩行の機会が減り、本来爪が果たすべき「力を受ける・跳ね返す」役割がなくなると
爪は伸びにくくなり、どんどん厚みを増していきます。
爪が厚くなってくると「靴を履くと痛い」「歩くのが苦痛」といった感情が芽生え、これまで以上に歩行の回数が減ってしまいます。
するとますます爪は厚くなってゆき、外出が減り、部屋のなかで一日を過ごすことが増えてしまうのです。
定期的なケアが必要
厚くなってしまった爪はご家庭の爪切りでカットすることは難しいため、サロンで定期的にカットし薄くしていく必要があります。
爪が綺麗になることで気分が明るくなったり、自信を取り戻したり、前向きになる方も多く
その後の生活がより快適になります。