フットケアサロンでお客様の爪をよく見ておりますと
「足の爪が米粒ほどに小さくなってしまいます」
「年々、小指の爪が小さくなっている気がします」
「小指の爪なんてほとんど無いわ」
「年齢のせいなのかしら」
というお声を聞くことがあります。
爪トラブルがある方の中には、人前で足を見せることが恥ずかしくなったり、フットネイルを諦めてしまう人もいます。 とても悲しいことですね。 見た目の問題に加えて、足の健康にも良くないことですので、その原因と改善方法について見てゆきましょう。
・遺伝
・加齢
・栄養不足
・冷え
・靴による圧迫
があると考えられますが、ほとんどの方が「靴による圧迫」 で爪が小さくなってしまっています。しかし、本人は靴や歩き方によって圧迫を受けていることに気付いていない方がほとんどです。
爪の根本には、「爪母」という爪を作り出す部分があります。 この爪母が外部からの刺激によって何らかのダメージを受け、爪を作り出すことが出来なくなります。 ですから、爪を生えさせるために
・刺激を取り除くこと(靴や歩き方による圧迫を無くす)
・爪母を育てる(爪に栄養を与え、ダメージを回復させる)
ことが必要になります。
1.正しく爪を切る
爪を伸ばしすぎると、靴に当たりやすくなり圧迫をより受けやすくなります。 逆に切りすぎると、爪が生えてこなくなることがあります。 爪はスクエアカットで正しく切ること。
2.栄養を与える
風呂上りや寝る前にクリームやオイルを塗り、指先で馴染ませてください。 そうすることによって、血行が良くなり爪が生えやすい環境を作ります。
3.歩き方を変える
爪が小さい方はO脚の方が多いように思います。 O脚の方は小指の爪が地面に付きやすく、圧迫を受けやすいのです。
4.靴による圧迫を無くす
靴を選ぶとき、なるべく先端が尖っているものや、窮屈なもの、高いヒールのあるものをやめましょう。
5.サロンでの定期的なネイルケア
セルフケアが難しい方や爪にトラブルを抱えている方は、定期的にサロンでケアをすると良いでしょう。 正しい方法でケアしていくので良い状態になってゆきます。