魚の目とイボは見た目がよく似ていて、自分では区別がつかないことがほとんどです。
しかし、魚の目とイボの性質は全く異なります。
魚の目
ウオノメは、通常大人の足の裏や趾(ゆび)などにできる、直径5~7mm程の硬い皮膚病変で、歩行や圧迫により激しい痛みを伴うのが特徴です。中心に魚の眼のような芯が見えるので俗にウオノメと呼ばれますが、面白いことに専門用語では“鶏眼(けいがん)”と言います(資料27)。
イボ
疣贅(ゆうぜい)は、ヒトパピローマウイルスの感染によって引き起こされる皮膚の小さな増殖性病変で、一般にいぼと呼ばれるものです。
魚の目は、歩行や圧迫によって引き起こされるため、足裏の負荷がかかる部位にできることがほとんどです。たとえば、先端の細い靴やヒールがあるパンプスをよく履く方は、中指の下あたりに魚の目ができやすい傾向があります。
一方、イボはHPVウイルスの感染によるもののため、足裏のどの部分にも出来る可能性があります。
魚の目は、角質ケアと同時にケアを行い、さらに負荷をかけている原因(歩行の癖や圧迫)を取り除くことが有効です。
しかしイボは、皮膚科での治療が必要です。サロンでケアを行うことができません。
「自分は絶対にイボじゃない」「プールや温泉に行っていないからイボになんてならない」と言い張る方がいらっしゃいますが、皮むけや擦り傷があればそこからウイルスが入り込む可能性があり、誰にでも起こり得ることなのです。
自然と治ることもあるそうですが、まずは病院・クリニックでの診察、治療をおすすめします。
魚の目ケアは、魚の目だけをケアすることはできず、周囲の角質・タコと同時にケアを行うため「角質除去メニュー」を選択いただきます。
角質除去・すっきり45分
角質除去・すっきり45分
角質除去・すっきり45分
出典
1. イボとは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル